日本史・文化から学ぶ、自己肯定感(1)【ジョン万次郎そして自分】

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昔の人はすごいなぁと思うエピソードは数えきれないほどありますが、最近は、自己肯定感の視点から歴史上の人物をみてしまいます。
偉大な先人はたくさんいますが、自己肯定感が高いと思う人に、まず、幕末を生きた「ジョン万次郎」をあげたいと思います。

彼は、亡くなった父の後を継いで漁師になり、寺子屋に通う余裕もなかった。14歳の漁で漂流し、最初は仲間と無人島で143日も過ごすことになります。運よく、アメリカの捕鯨船に救助され、そこで言葉も通じない船員とコミュニケーションを積極的にとり異国の言葉を覚え、うちとけていきます。異国の情報すら庶民にはなかった時代、アメリカに行くことも自ら希望し、そこで、英語、数学、造船学などを意欲的に学んでいき、日本に戻ってくることになります。無人島生活、救助された船内での姿勢、新しいことにチャレンジしていく意欲。

情報がない時代において、知らない世界に踏み出すことはとても不安で恐怖だったと想像するのですが、彼はいつも前向きです。寺小屋に行けず文字も読めなかった少年が、英語を身につけていくのです。自分を受け入れるということは、今の自分の環境を受け入れること。決して、自分の置かれた環境のせいにせず、それをきちんと受入れ、自分を見失わず、多様性(異国の考え、やり方)をも受け入れていた。現代のダイバーシティ社会においてもよいロールモデルになる人ではないか、と思います。

しかし、歴史はジョン万次郎のような教科書に出てくる有名人だけがつくっているのではありません。その時代を生きた一人ひとりがつくっており、そのひとりひとり、誰もが自分の歴史(人生)の主役です!だからこそ、一人ひとりがありのままの自分を受入れ、自分らしく生きていくことが大切ではないでしょうか。

私自身、協会の自己肯定力を高める講座を通して気がついたことがありました。自分の好きなところを目標の数だけみつけてみようとしていたときです。

さすがに出尽くしたであろうと思った時に、ふと、自分の細胞に意識が向きました。私という体をつくっている細胞、そのお陰で元気に動ける私がいる。そう思った時、細胞がとても愛おしくなり、そう思う自分が愛おしく感じられ、気持ちが震えました。

若い頃は父と何度もぶつかり、父と同じ血が流れていることに苦悩したり、こんな田舎になぜ生まれたのか、と愚痴る日々でしたが、私の長所や短所をつくり、悲しい、嬉しい感情に反応するのは細胞があるからこそ。そして、それは両親がいたからつくられたもの。そう思うと今まで以上に、両親への感謝、それだけでなく、その先のご先祖様、そして故郷への感謝の気持ちがあふれてきたのを覚えています。

当たり前ですが、私たちは粘土やレゴで昨日、今日作られたものではありません。

私は日本史(特に戦国、江戸時代)・日本民俗が大好きです。

両親が持っていた細胞も、長い歴史の中で、多くの人が様々な環境や変化を受け、大切に受け継がれてきたものであり、それが今の私たちの行動を起こしています。感謝を伝えたい両親は残念ながら既にこの世にはいませんが、私が日本史好きなのは、一時期受け入れ難かった父の影響を大いに受けています。
今は、受け継がれてきたものに、私らしさをプラスして、自分らしい歴史をつくっていきたい、とわくわくしている自分がいます。

自分を受入れることができない、と悩まれている方も、自己肯定感を高めることで、ありのままの自分を受入れ、自分らしい歴史を楽しんでつくっていける自信を持てると信じています。

(文責:おないみえこ

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