はたして、心理学やセミナーで人は幸せになれるのか? | 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会

はたして、心理学やセミナーで人は幸せになれるのか?

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色々な心理学や沢山のメソッドが次から次へと話題になり、少しでも現状が良くなればと、本を読んでみたり新しいメソッドのセミナーに参加したりしますが、数日から一週間ほどたつと、なぜか以前の自分に戻ってしまい、折角、自分で納得したはずの学びや高揚感が失せてしまう事があります。

一方、一冊の本や一つの心理学、一つのセミナーで人生を大きく変えた人もいるのも事実です。そして、その人達に共通するのは「これだ!!」と直感したら、それを愚直なまでに実践し続けたことです。

アドラーなら、アドラーを徹底的に。
7つの習慣なら、7つの習慣を徹底的に。
アンガーマネジメントなら、アンガーマネジメントを徹底的に。
アンソニーロビンスなら、アンソニーロビンスを徹底的に。

…..というような感じです。

沢山の自分を変えるチャンスがある中で、一番良くないのが次に興奮させてくれるセミナーや本を延々と探し続けることで、自分探しの「ワナ」に陥ってしまうことです。「自分探し」は悪い事ではないですが、自分を探す方法論が主目的になってしまうと、「よりよい人生にしたい」「幸せになりたい」という本来の目的から外れて、道に迷ってしまいます。

仕事においても言えることですが、表面だけの理解ではその奥義といいますか、その教えの本当の凄さに気がつくことはないでしょう。なにかピンときたものがあったならそれを最低、一年間は追い続けてみることが、大切なのかもしれません。
人はそれぞれ生まれた環境も、経験したことも、痛みを感じた事も違います。子供時代から恵まれてきた人もいるでしょうし、あまり愉快でない時代を過ごした人もいるでしょう。

ですから、その人それぞれに効果がある本やセミナーなどが違ってくるのだと思います。Aさんには素晴らしい学びにあった本が、Bさんには全く理解できなかったり、男性が理解できることが、女性には理解できなかったり….と。

それぞれが不足している要素や、必要な栄養素が違う事があるからですが、もし、どんな人がとってもしっかりと効果を出してくれる栄養素があったらどうでしょう?

そんな栄養素が「自己肯定感」なんだと思います。
1993年にWHO(世界保健機関)が提唱した10のライフスキルの中で、一番初めに提唱されているのが自己認識で、まずは自分を認識し認めることが全ての土台(ビタミン剤)になってくるのです。「気づく」「認める」という土台(ビタミン剤)があると、他のビタミン剤も効果的に効くようになるんだと理解していますが、この「気づく」「認める」という事は、単純な事ですが、非常に重要です。

【ライフスキル】
1.自己認識 Self-awarenessr
2.共感性 Empathy
3.効果的コミュニケーションスキル Effective Comunication Skills
4.対人関係スキル Interpersonal Reiationship Skills
5.意志決定スキル Decision Making Skills
6.問題解決スキル Problem Solving Skills
7.創造的思考 Creative Thinking
8.批判的思考(クリティカル思考) Criticai Thinking
9.感情対処 Copingwith Emotions
10.ストレス対処 Copingwith Stress

 

1がなければ、2の共感性も3のコミュニケーションもとる事ができません。

ライフスキルだけでなく、どんなに素晴らしい本やセミナーと出会うことになっても、土台の自己認識、自己肯定が出来ていることにより、次の大きな成長につながるのではないでしょうか?

(文責:工藤洋一

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